足のむくみ外来
足におこる「むくみ」は、浮腫(ふしゅ)とも呼ばれ、心臓に血液を戻す血管、「静脈」に問題があることが多く、そのサインです。 体に流れる血液は心臓から動脈を通って酸素や栄養を全身へ届け、その後、排出される二酸化炭素や老廃物は静脈を通り、心臓に血液を戻します。 静脈は、重力に逆らって心臓に血液を戻すことが必要なため、ポンプの役割を果たすふくらはぎの筋肉を伸縮させる必要があります。何かの理由でうまくいかなくなると、血液が停滞してふくらはぎがむくみます。 一時的なむくみではなく、長く続く慢性的なむくみについては、心臓・肝臓・腎臓などの臓器の障害が疑われるほか、
下肢静脈瘤や
リンパ浮腫、
深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)といった疾患も疑われます。
下北沢病院では『足のむくみ外来(完全予約制)』を開設し、様々な原因で起こる「足のむくみ」を総合的に診断し、治療しています。
どの治療科に行けば良いか迷った方、むくみでお困りの方はお気軽にご相談ください。
※足のむくみ外来は第2・第4金曜日の午後に診療を行っております。
下肢静脈瘤 リンパ浮腫
足のむくみ外来 担当医師
- 院長 / 形成外科 菊池 守
- 副院長 / 血管外科 長﨑 和仁
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