リウマチ外来
リウマチ外来のご案内
下北沢病院では、2020年7月8日よりリウマチ外来を開設いたします。
担当医:田邉谷 徹也
- 日本内科学会認定内科医
- 総合内科専門医
- 日本リウマチ学会・リウマチ専門医
- 日本臨床免疫学会・免疫療法認定医
開設日:毎週水曜日 14時00分~16時30分
対象疾患
関節リウマチを中心に関節痛・関節炎を引き起こす疾患(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、SAPHO症候群など)について診療いたします(線維筋痛症は診療しておりません)。
関節リウマチとは、関節に炎症が起こり、腫れ、痛みが起こる病気です。
原因は自己免疫の異常でありますが、実は珍しい病気ではなく、報告にもよりますが日本においては概ね100〜200人に1人の割合で発症するとされています。かつては関節の痛みだけではなく、関節の変形、さらにはからだを動かす機能の低下を引き起こす深刻な病気でありました。
しかし、近年の目覚ましい治療薬の進歩により、適切な診断のもと的確な治療を行えば、継続した通院治療こそ必要であるものの、病気の活動性を押さえ込み健やかな日常生活を送ることが可能となりました。
大切なのはタイミングとスピード感
早期から治療を開始するほど治療成績が良いのですが、様子をみているうちに大切な治療のタイミングを逃してしまう方も珍しくありません。診断が難しいこともあり、ご心配な方はお早めにリウマチ専門医の診療を受けてみて下さい。当院では問診・身体診察・血液検査・画像検査などを組み合わせて、よりスピーディーに精度の高い診断をするよう心がけていきます。
治療の最適化
従来の治療に加え、生物学的製剤やJAK阻害薬などを用いた専門性の高い免疫抑制療法を行います。新しい治療薬の登場により、症状を緩和し、関節変形を防ぐことは難しくなくなってきました。ご高齢な方や臓器障害をお持ちの方では相性の悪い薬もあるため、副作用についてもよくご説明し、安全で最適な治療をご提示いたします。
ライフステージにあわせて
長くつきあっていく疾患のため、仕事や家事をこれまでどおり継続できるように、妊娠や出産、育児や介護など様々な場面で苦痛なく生活できるように努めていきます。
足の症状にも寄り添います
代表的な症状が手首や手指の疼痛であるため、足の症状や変形後のケアは見逃されがちです。当院では足の専門病院の特徴を生かし、足の診療や靴の最適化にも力を入れていきます。
※こんな方はご相談ください
- ひょっとしたら関節リウマチかもしれない
- 関節リウマチかどうか、診察や検査を受けたい
- 関節が腫れて痛い
- 世田谷区でリウマチ専門医による関節リウマチ治療を受けたい
- すでに足が変形してしまったがより苦痛なく歩けるようになりたい
上記以外でも何かご要望がございましたら、お気軽にご相談下さい。
受診予約方法
予約センター(03-3460-0021)で「リウマチ外来」をご予約ください。